留学なし・海外経験なしで独学で英語とスペイン語を本気でやってみるブログ。
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英検1級合格に必要な勉強時間ってどのくらい?
まあ巷ではよく議論される話ではありますね。
自分自身まだ受かっていないので、客観的な事実とこれまでの経緯に基づいてでしか今回の記事のネタには出来ないのですが。
植田一三さんの本には、英語を0から勉強した人だとシステマティックな学習計画と受験生並みの気迫とモチベーションで勉強すれば8000時間くらい掛かると書いてありましたね。
これってちょっと見えない話ではありますけど;^^
でも今まで実際に英検1級に受かってる人を見た限りだと、合格に必要な学習時間って「ああ人によるんだな」と。
いやいやそんなの答えになってねえじゃん、と言われればそうですが、例えばの話ですがここにAさんとBさんという2人の人がいるとします。
2人とも普段はサラリーマンで会社勤務をしながら、家で、隙間時間で、休日を利用して勉強している、という設定は同じにしてです。
どちらの方が英検1級に受かりそうですかね?
Aさん
・毎日0~3時間程度の学習時間確保。全くやらない日もあり気分に左右されやすい。
・内容がスカスカでも机に向かった時間で満足する。
・英検1級合格を目標としながら不合格になるのが怖くていつまでも受験しない。
・英検に受からなくても特に困らない人生を送っている。
・いつか受かれば良いと思っている。
・根がマイナス思考で物事を悪くとらえてしまう。
・嫌な事があればすぐに逃げの姿勢に入る。
・英検1級ホルダーは聞こえが良いので欲しいと思っている。
Bさん
・毎日4時間以上(休日は10時間以上)レベルで英語の勉強を確保。まさに背水の陣で英語に取り組んでいる。
・勉強時間ではなく学習量を重視している。必然的に学習時間が増える。
・ほぼ毎回の英検を受験。受かるまで受け続ける覚悟が出来ている。
・英検に受からないと人生もう後が無いと思っている。
・いつまでに合格するという明確な期限を設けている。
・常にポジティブ思考で物事をプラスに考える。
・絶対に折れない強い意志、マインドを備えている。
・英検に合格した後に何をやりたいのか将来のビジョンが見えている。
かなり極端な例を持ち出しましたが(笑)。
でも何となく、いやほぼ確実にBさんの方が受かると思いませんか?;^^
これは個人的にですよ、英検1級って何度も受験してて不合格貰う度に思うのですが(笑)、勉強量も重要だと思いますが、結局は気持ちの持ちようが合格に大きく作用すると思うんですよね。
英検1級に合格するという目標を掲げながら、1度も受験しないで何年も過ぎてしまっている人がいるんですけど、これだといつまで経っても合格なんて見えませんよね;^^
その人からしてみれば、いわゆる【一発合格】というのを目指しているのかもしれませんが、正直な話、英検1級を一発合格する人ってかなり天才肌な人じゃないかなと思います。
アメリカに幼少期からずっと住んでたとか、日本にずっと住んでいても英語に関してはバイリンガル教育を受けてきたとかね。
少なくとも小・中・高と英語に関してはそこそこ勉強したくらいで、社会人になってから本格的に勉強し始めたような純日本人の場合、一発合格する人はそうはいないんじゃないかと思います。俺も8回は落ちてますww
最近の英検は一昔と違って自分が弱い部分が明白になる詳細なデータが受験した後に手に入るようになっています(送られてきます)。
受験する度に自分はどこのセクションが弱くて、どこを強化して勉強するべきか明白になりますし、会場の雰囲気とか音響の良さとか実際に受験してみないと分からない事も多いです。
俺の場合、初めて受験したのは5年以上前ですが、当初は何故か緊張してしまい長文やリスニングが頭に入ってこなくて全くダメでしたね。その時は総合40点だったかな、語彙は25問中のなんと5点(笑)
まさに惨敗という奴です。
そこからだいたい1年半くらい受験しない期間があったのですが、今思えばこれは完全に逃げでした。
英検に立ち向かう事に完全に背を向け、""英検が関与しない部分で英語を頑張る事で英検を合格する道""を選んだつもりが、これは完全に遠回りでした。
1年半ぶりに受験した時の点数は45点です。
1年半の間、毎日勉強してましたよ。今以上にガッツリね。休日はまる1日潰したりもしてました。
でその結果、5点しかアップしなかった事になりますから、心が折れて完全に自暴自棄に陥りましたね(笑)
口では偉そうに沢山勉強してるみたいな事を言っている自分が情けなくてしょうがなかったです。だって受かってないので;^^
でも英検と関係無い勉強ばっかりでしたね。今思えば。
変なプライドが邪魔して自分が信じた自己流学習になってしまってたわけでして。。
こんな事でダラダラやっていると間違いなく多くの時間を損失してしまいますし、時間=人生ですので下手したら英語で身を滅ぼしかねないのではないかとも思いました。
いっそ英語辞めてしまおうかなと思ったりもしたのですが、これも結局逃げでしかありません。
「そもそも受験しなかったお前が悪い」と言われれば反論出来ませんし、素直に受験し続けた方が良かったと思いましたね。
受験のメリットを挙げるならば沢山ありますが、その一つが""覚悟が決まる事""だと思います。
受験料も上がり今では8500円と安くはないですが、これだけの受験料を払うとさすがにかなり本気になりますよねぇ。逃げ腰になるかもですが(ェ
受験料の元は取ってやろうと勉強にも更に力が入りますし、お金を支払った以上は本気でやるしかない状況に気持ちを押し上げる事が出来ますね。
受かるか落ちるか、倒すか倒されるか、生きるか死ぬかに似てます。
まるでこれから始まる死闘に着々と準備を備える戦士のように。
こう言うとヒョードルとミルコの世紀の一戦を思い出してしまいますね。
「もう逃げんぞ!死ぬまで受け続けてやる!」と英検1級を連続で受験すると決めてから初めて過去2年分の全問題集も購入しました(遅すぎ)。
その間、パス単、究極の英単語4、Basic Word ListやMBAの難しい単語帳も一通り全部消化してましたが、その他に全問題集でも単語を拾って単語カードにまとめたり、英英辞典でマーキングして自分色に染めて行ったり色々やってました。
英検を受験し終えたら問題冊子を研究し、知らない単語は全て広い出し、長文も納得にいくまで読み込んだりとか。
全問題集に載っている全ての長文を音読で何周もしました(実はこれが物凄い効き目ある勉強だと思ってます)
そんなこんなで受けた前回の英検では総合71点。
一次試験の合格点は80点前後なので、やっとここまで来ました。
英検1級で合格するのに必要な学習時間って巷で言われている事はあまり参考になりません;^^
確かに合格するにはかなりの勉強時間が必要なのは間違いありませんが、それがどのくらいというのは、その人の学習への取り組みやモチベーション、気迫、集中力、不合格でもポジティブ思考で次に繋げれるマインドが重要ではないかと。
そうすると必然的に学習時間が増えていきますし、受験を通して次に何をやれば良いのか課題も見えてくるので着実に合格に近づいていくと思いますね。
受験しないのは一番ダメですね。
落ちるのが分かっていても受かるまで受る続ける姿勢は必要だと思います。
英検1級道場を運営されている山中先生の生徒さんには40回以上不合格通知を受けても受験し続けている方もいらっしゃるそうです。
そこまで来ると英検1級を受験するのが一種のライフワークになってしまっている可能性がありますが、そういう人が世の中にいると分かった時点で即受験、1回落ちたくらいでビビってられないですよね;^^
最低5回くらいは落ちるのは当たり前と考えないと受験なんかしてられません。
人間生きているうちに何か大きな事を成し遂げたいならば、最前線に出て傷だらけになる事も必要だと思います。
まあ自分の場合は確実に語学の才能は無い凡人だと思うので、合格には人並みかそれ以上苦労する羽目になりますが、努力も才能の1つと考えれば俺にもまだチャンスはあるはず。。(笑)
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